オオクワガタを飼育してると経験することがある「脱走」
えっ?っと思う方もいるかもしれませんが「脱走」しちゃうんです。
実はうちで飼育してるオオクワガタもすでに3回脱走を企てました。
なので特に初めてブリードして羽化した個体を飼育してる方は、注意が必要かもしれませんよ~
そんなオオクワガタが家の中に逃走させないためにも知っておいてほしいことを私の経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
オオクワガタは脱走の常習犯?
まだオオクワガタを飼育し始めて間も無い頃、ネットで「オオクワガタ」と検索した時に「オオクワガタ 脱走」という関連キーワードが出てきて、ん~ネタか~?そんな事めったにないでしょう!とたかをくくっていました。
が、、その1か月後にまさかの脱走を経験したのです。
当時は1個体ずつ小型の(100均の)プラケースに入れて飼育していたのですが、朝餌の交換をしようとしたら1個のプラケースの蓋が外れて中が空っぽであることに気づきました!
頭の中が真っ白になって「あれ、蓋ちゃんとしたよな」と「このプラケースに入れてたよな」とかいろいろ頭をよぎりましたが現実は「脱走」されてました!
しかも、脱走したのは飼育していた中でも大型の個体で80mm弱のお気に入りの個体だったのでやられた~と必死で家中を探すことに・・・
オオクワガタは脱走のタイミングをいつも伺ってる?
結局この脱走劇は翌日の昼間にあっけなく幕を閉じたのでした。
一軒家の2階で飼育していたオオクワガタは、真昼間に床をひょこひょこ歩いて登場したのです。体にはワタ埃をまとい(笑)多分逃げ疲れて出てきたのでしょうか。
ケースに戻しゼリーを与えると水を得た魚のごとくなめ始めましたよ!(^^)!
ではなぜ脱走してしまうのかを考えたところ
プラケースの蓋の爪の甘さ
この2つが主な原因でした。
オオクワガタのオス特に70mm以上の個体は力が強く爪の甘いプラケースはいとも簡単に開けてしまうということ。
100均などで売られている小型のプラケースの深さがちょうどオオクワガタの体高と近く、蓋に届いてしまうこと。
オオクワガタは夜行性なので夜になると活発に活動します。
カラダも大きいので小さなプラケースから出たくなってしまうんでしょうね。
オオクワガタを脱走させない対策とは?
それではオオクワガタを脱走させないための「対策」はどうすれば良いのでしょうか?
対策①蓋に不織布などでできたシートを挟み込む
昆虫売り場が充実してるペットショップなどで売ってるコバエよけシートが使えます。
万が一脱走を企てても、シートが虫の足などに絡み脱走するのを抑止することが期待できます。
実際我が家では、このシートが大活躍し今では脱走ゼロの記録を更新中ですよ(#^^#)
使いやすいのはカットされてないものがプラケースに合わせて切って使えるのでお勧めです。
コバエ侵入とオオクワガタの脱走を防げる一石二鳥な逸品です。
対策②脱走対策のとれた蓋がスライド式のプラケースに交換
このプラケースも昆虫グッズが充実してるペットショップやネットで購入することが可能です。
蓋が爪でなく横からスライドして閉めることができるため脱走しやすい海外のカブトムシやクワガタムシを飼育してる方なら当たり前のモノになるかもしれません。
商品名は「クリアスライダー」や「コバエシャッター」など様々ですね。
まとめ
今回は我が家で飼育してるオオクワガタの脱走劇の経験から、脱走させやすい環境を知って、脱走させない環境を整えてほしいという気持ちから、記事を書いてみました。
万が一脱走してもすぐに見つかれば良いですが、夜中に知らずに踏みつけてしまったり、飢え死してしまうなど、昆虫を安全に飼育する上でも是非知っていただきたいと思います!
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