この記事はスタッドレスタイヤの購入検討や情報収集で見てくださってる方に向けて、私がピレリのアイス・アシンメトリコを6年以上(正確に言うと5シーズン以上)使ってみて思ったこと、感じたことをまとめてみました。
購入検討されてる方の参考やお役に立てればうれしい限りです。
アイス・アシンメトリコは滑る?
これまで6年以上ピレリ アイス・アシンメトリコのスタッドレスタイヤを使ってきました。
その感想を一言で言ってしまうと
アイス・アシンメトリコは滑りますよ
でも、でもですよ。
ほかのメーカーの特に国産の有名メーカーのスタッドレスタイヤだって滑るときは滑るんです。
だってアイス・アシンメトリコを使う前に横浜ゴムのジオランダーi/T-Sをはいてましたが正直な感想は、えっ、結構滑る(>_<)って思いました。特にシャーベット道で怖い思いもしましたし。
そうなんですよ。
お話を戻します。
では何で6年も使ってるか。
答えはとってもシンプルです。
安くて、雪道でも、乾燥路でも
安定感が素晴らしいからです。
具体的に説明すると
新雪路・圧雪路・シャーベット路・アイスバーン・ミラーバーン・ブラックアイスバーン
て雪道でも時間帯や気温で雪道の状態って目まぐるしく変わりますよね?
私自身の経験値は雪国出身でなく関東郊外の平野に居住してる目線なので、雪国の雪道スペシャリストの方々から見たら甘~いとご指摘されちゃうかもですが、あくまで行動パターンが
普段は通勤で乾燥路、または雨天路
たまのレジャーでスキー・スノーボード(年3回くらい)
年末年始に嫁さんが雪国出身なので雪国に帰省する。(冬季は年1回)
シーズンに1,2回南岸低気圧でたまに大雪
なんですね。
正直、ミラーバーンや、ブラックアイスバーンなどに遭遇した経験が無い・・・または気が付かなかった??くらいの行動パターンです。
安定感=滑り始めがジワジワきてわかりやすいし、挙動が急に起こらない事
急に滑ったりするとびっくりして急ブレーキ踏んでしまったり、急ハンドル切ってしまったり、急にアクセルオフしてしまったと間接的に危険な状態になりやすいんですよね。
私の感想ですと、この挙動がとってもマイルドでわかりやすいから安心して乗れるんですね。
なんとなくわかってもらいましたでしょうか。
次に私がリピートしてアイス・アシンメトリコを使う理由についてお話したいと思います。
ピレリ アイス・アシンメトリコの製造国はどこ?
アイス・アシンメトリコの製造国は中国です。
市場のターゲットはアジア地域。
特に日本で性能テストを行っていることから実質日本向けの商品と位置付けられます。
当然開発はピレリの本拠地イタリアです。
マーケットは今後韓国や中国国内も強化していく模様で、アイス・アシンメトリコの確固たるブランド化を進めているようです。
ピレリ アイス・アシンメトリコをリピート買いする理由
まずタイヤの説明の前に取り付けた車の情報と使用環境をお伝えしますね。
タイヤサイズ:225/60R17
主な使用環境:通勤(南関東平野部)、帰省、レジャー
冬季使用環境:降雪エリア使用頻度(長野県、新潟県への帰省、スノーボード2回~3回、関東での年に1,2回ほどの降雪機会)
先ほども書きましたが、ごくごく一般的で似たような環境の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
帰省先が冬の上信越道、関越道、北陸道などを利用するためタイヤチェーンでなくスタッドレスタイヤ一択でした。
新車1年目に買ったスタッドレスはYOKOHAMAジオランダー I/T-S G073というタイヤでした。2011年当時は比較的新しかった記憶がありますが、3シーズン目で効きに不安な点があり、4シーズン目は「こりゃ限界だな」と感じ新たなスタッドレスタイヤ探しを始めたのです。
【ピレリ】アイスアシンメトリコとの出会い
ネットでスタッドレスタイヤについて調べまくりました(笑)
そこで気になったタイヤが「ピレリ アイス・アシンメトリコ」というスタッドレスタイヤでした。
私が条件として挙げていたのが
②製造年月日(1年~2年以内のもの)
③雪上性能・氷上性能(標準レベル)
④静粛性
⑤耐久性
当時(2015年)はアイス・アシンメトリコが発売されたばかりで参考になるレビューは少なかったんですが、それでもあきらめず、雑誌系のレビュー記事を読み漁ったところ意外と良い評価が多く見つかったのもあり、またネット通販で価格を見たら「安い!」
というわけで、条件を当てはめてみた結果・・・
②製造年月日(1年~2年以内のもの)→2014年発売なので気にしませんでした
③雪上性能・氷上性能(標準レベル)→雑誌のレビューで納得(すいません雑誌名は忘れてしまって・・・)
④静粛性→雑誌のレビューで納得
⑤耐久性→雑誌のレビューで納得(発売して間もないのでそれほどのデータは無し)
結果的に上記のポイント5個をクリアできたんですね!
ちなみに、225/60R17が純正サイズでしたが、225/65R17のほうが圧倒的に安かったので65にしました。ディーラーにも問合せしましたが60と65のサイズ差は特に問題ないとのことで、車検もこのサイズで通りました!
現在リピート2回目!3回目のリピートは再来年以降?
2015年に初めて購入し4シーズン使用しましたが、ジオランダーI/T-Sと比べると最後のシーズンでも危なっかしいこともなく安心して使えた事は正直驚きました。
多分5シーズン目も行けたんじゃないかって思うくらいでした。
そのくらい安定感もあり劣化も穏やかであること、お安い事がリピートの一番の理由ですね!
>>>ピレリ アイス・アシンメトリコを見に行く【PIRELLI公式ページ】<<<
ただ、安心を買うために買い替えをしたというのが本音で、アイス・アシンメトリコをリピート購入しました。
リピート購入したのが2019年だったのですが実はアイス・アシンメトリコは「アイス・アシンメトリコplus」とバージョンアップ新製品?が発売になってたのです。
しかーし旧商品のアイス・アシンメトリコも併売されていてしかも在庫処分品でお安く販売されていて、ドケチな私は新製品の「plus」でなく旧商品を買いました。
写真は届いたときのもの
このときも「225/65R17」を購入!
次のリピートは来シーズン以降ですかね~
その時は「plus」か新製品かになるのでしょうか(笑)
アイス・アシンメトリコを6年以上使ったレビュー
スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べると、寿命が短いイメージがあるわりに、いいお値段しますよね。
スキーやスノボー、さらには帰省で雪道を走る機会がある我が家は、スタッドレスタイヤも相応に性能を求めて選定し選んできましたが、私の知る限りここまでコスパの良いスタッドレスはありません!!
基本性能のバランスが良い
運転していて動きがわかりやすい。「いきなり」効かなくなるとかそんな感覚は無く、滑り始めたら「あ、滑り始めるな」っていうインフォメーションが伝わってくるので安心して対処できる。
静粛性が非常に高い
スタッドレスタイヤはそのトレッドパターンからロードノイズが夏タイヤより大きくなりがちです。タイヤのレビューなどではよく静粛性に対するコメントや気になる方も多いと思いますが、アイス・アシンメトリコは夏タイヤと同じとまではいきませんが、私は全然気になりません。同乗者もロードノイズについて文句は全然ありません。これは個人の感覚によってさまざまなので、あくまでも参考としてご理解をいただければと思います。
耐久性が高い
これまでレビューや使用した記事を見ていただければですが、冬場の4か月ほどの期間に約4000km以上は走っている前提で最低4シーズンは安心して使えてます。
雪国の方は乾燥路を走る時間が少ないので、5年とか6年使うよ~という声も聞いたことがありますが普段冬でも1回か2回降雪があるくらいのほぼ乾燥路を走る環境で4シーズン安心して走れることはとってもポイント高いと思いませんか?
私自身は今後も販売される限り、スタッドレスタイヤはアイス・アシンメトリコシリーズを買い続けると思ってます。
スタッドレスタイヤは毎年新モデルがマイナー、フルモデル含め発売されます。その中でどんなタイヤを選ぶのかはとても迷ってしまいますし、そこそこ高額なので失敗したくないですよね。
バージョンアップ?アイス・アシンメトリコplusは何が変わった?
2018年9月にピレリからアイスアシンメトリコplusが発売になりました。
アイスアシンメトリコと比べて何が変わったのでしょうか?
機能は?
まず、氷上でのトラクション及びブレーキング性能を向上させる改良が施されました。
スタッドレスタイヤのキモになる部分「コンパウンド」が改良されました。
旧モデル アイス・アシンメトリコ:デュラ・フレキシィコンパウンド
新モデル アイス・アシンメトリコplus:デュラブルソフトコンパウンド
この改良コンパウンドによってさらに氷上でのトラクション(動力を伝える力)とブレーキング(止める力)がパワーアップしたという内容になります。
値段は?
2018年発売で価格もこなれてきてるので、最初に購入した時に比べて同価格あるいは安くなってるように感じました。
我が家のT31エクストレイルは純正サイズが225/60R17なのですが、スタッドレスタイヤは225/65R17を履いてます。その理由は
価格違いますよね。(アイス・アシンメトリコプラス、新製品アイス・ゼロ・アシンメトリコも混在になってしまってますが・・・)
そうなんです、60と65のサイズで金額が結構変わってきます。
ケチな私は迷うことなく、225/65R17を選びました。(ちゃんとディーラーの方にも問題ないか確認しました)
あなたの車のタイヤサイズも注意してみてくださいね。
もしかして、より安く変える可能性があるので・・・
※サイズを変える際はプロのタイヤ販売店やカーディーラーに確認をお願いします。あくまでも自己責任になりますことをご承知おきくださいね。
SNSでもかなりコスパが良いのがわかりますよね~
スタッドレスタイヤに悩まれてる方!
安いだけじゃない、ある意味最強だと思ってます。
まとめ
スタッドレスタイヤ「アイス・アシンメトリコ(plus)」について私が使ってきた使用感やレビューをまとめてみました。
そろそろスタッドレスタイヤを検討し始めている方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ、少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
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